2018年06月04日

負けるが勝ち

 人間は、一つの口と、二つの耳を持っています。これは、自分で言うことの倍は

人の言うことを聞くように、ということです。


 その反対に、相手のいうことを聞かず、その倍も言うから争いが起こるのでは

ないでしょうか。


 しかし、長い一生のこと、時にはつい言い争うようなこともあるでしょう。

そんなとき、決して相手に勝とうとは思わないことです。

相手を言い負かそうとする心があると、相手の弱点を突くことになります。


 ”負けるが勝ち”というたとえがあります。

言い争って、たとえ勝ったとしても、後味が悪く、自分も、相手の人も、キズつくことになります。


 それよりも、つとめて相手の長所を見ることです。

人間、誰にでも長所はあります。悪い面ばかりを見るから、尊敬できなかったり

従っていくこともできないのです。


 口よりも耳を働かせたいものです。


Posted by 中川知博 at 08:00│Comments(0)
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