見方を変える
アメリカにこんな話があります。自分の家の庭が、オシヒバという雑草で台無しに
されてしまった男性がいました。
困った彼は、何かよい方法はないかと農務省に手紙を書きました。
いくつかの方法を教えてもらって、片っ端から試しましたが、完全に取り除くことはできませんでした。
彼は憤慨してまた「教えてもらったことは、何の役にも立たなかった」と手紙を出しました。
すると、短い返事がきて、「一番効果的なのは、オシヒバを好きになることですよ」と書かれていました。
悩んでいる状態では、どうしても考えが固定されてしまいます。「できない」「いやだ」と考えることで
深い思い込みの中に沈んでしまいます。
しかし、見方を変えれば、それほど大きな問題ではなくなることもあります。
「嫌なところがあっても、ここは受け入れられる」と自分の許せる範囲を広げていけば、
気が楽になっていくものです。
状況は何も変わらなくても、見方を変えることで、問題に対する負担がずっと軽くなるものです。
そのようになれば、またよいアイディアや別の発送も生まれてきます。