心の特性

中川知博

2023年07月17日 08:00



 心の特性の一つに、同じ気持ちを同時に使えないということです。

 心は、良くも悪くも働きます。
 例えば、困っている人を見て、助けようと思ったら、自分のできる限りの力を出そうとします。
 悪いことをする人は、とことん悪いことをしようと考えます。
 同時には使えませんが、時として良くなったり悪くなったりします。これが人間の常です。

 人の心は、本当に移り気です。その移り気が、争いとなり問題を起こします。


 もう一つの心の特性は、使った方が増大するということです。よい心を使えば使うほど、良くなることに心の目が向けられます。その反対も考えられます。

 心の持ち方使い方、その特性を知って、良き方向に心を使いましょう。