2018年06月18日

思いやりは訓練によって


 家庭や職場で、人間関係がギクシャクして、うまくいかない時は、

たいていの場合、その人自身に他への思いやりが足りないことを示しています。


 思いやりの心は、訓練によって深まり、身につけば人から尊敬され、人間関係も

なめらかになります。


 国立ガン研究所のK先生は、名医として知られています。

K先生は、冬になると白衣のポケットにいつも右手を突っ込んでいます。

なぜそんなことをしているのでしょう。


 ガン研に訪れてくる人は、自分はガンではないかと、おそるおそる診療を

受けに来るわけです。


 そこで先生は、「どうしたのですか」と、脈をとる。

握るその手が温かい。すると診察を受けに来た人の気持ちが、ぐっと落ち着く

のだそうです。


 K先生のその配慮は、さすが名医をいわれるゆえんが、そんなところにあるのです。


 知らず知らずの内に、やっておられる行為は、訓練の賜物ではないでしょうか。
  


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2018年06月04日

負けるが勝ち

 人間は、一つの口と、二つの耳を持っています。これは、自分で言うことの倍は

人の言うことを聞くように、ということです。


 その反対に、相手のいうことを聞かず、その倍も言うから争いが起こるのでは

ないでしょうか。


 しかし、長い一生のこと、時にはつい言い争うようなこともあるでしょう。

そんなとき、決して相手に勝とうとは思わないことです。

相手を言い負かそうとする心があると、相手の弱点を突くことになります。


 ”負けるが勝ち”というたとえがあります。

言い争って、たとえ勝ったとしても、後味が悪く、自分も、相手の人も、キズつくことになります。


 それよりも、つとめて相手の長所を見ることです。

人間、誰にでも長所はあります。悪い面ばかりを見るから、尊敬できなかったり

従っていくこともできないのです。


 口よりも耳を働かせたいものです。  


Posted by 中川知博 at 08:00Comments(0)