2018年12月17日

言葉の力

 私たちは毎日、言葉を使っていますが、言葉というのは、

その人の人格が正直に現れます。


 若い人の中には、先輩や年長者に対しても、友人に接する時と

同じような口のきき方や態度を取っている人も見受けられます。


 そのため、社会人になっても、一から基本的な言葉遣いについて、

研修しなければならないケースが少なくありません。


 「言葉こそしつけである」と、外山滋比古教授は、次のように述べています。


 「子供にとっての最初の、そして最大のしつけは『言葉』である。

子供に言葉を教えるのは、親の責任である。

言葉をしっかりしつけておけば、後々のしつけも順調にいく。

これをないがしろにしておくと、後の行儀作法をしつけようとしても、

うまくいかない」


 言葉は、人を育てる基本であるということに、改めて気づかされます。

それと共に、私たちの言葉づかいが、つねに子供たちに強く影響を与えて

いることを、考えておきたいものです。
  


Posted by 中川知博 at 08:00Comments(0)

2018年12月03日

心の特性

 心の特性の一つに、同じ気持ちを同時に使えない、ということがあります。

心は、良くも悪くも働きます。


 例えば、困っている人を見て、助けようと思ったら、自分の

できる限りの力を出そうとします。

悪いことをする人は、とことん悪いことをしようと考えます。

同時には使えませんが、時として良くなったり悪くなったりします。

これが人間の常です。


 人の心は、本当に移り気です。

その移り気が、争いとなり問題を起こします。


 もう一つの心の特性は、使った方が増大するということです。

良い心を使えばつかうほど、良くなることに目が向けられます。

その反対も考えられます。


 心の持ち方、その特性を知って、良き方向に心をつかいましょう。



  


Posted by 中川知博 at 08:00Comments(0)