2020年01月20日

真の改革者

 「聖域なき構造改革」をたびたび口にする小泉首相も、いよいよ化けの皮が剥げてきた。

 改革は、もちろん賛成であり、道路公団をはじめとする公共団体のぬるま湯体質が、徐々に明らかになってきたことは、大いに歓迎である。

 ところで、世の中には、変えなくてはいけないもの、変えてはいけないものがあります。絶対変えてはいけない、手を触れてはいけない分野を聖域と称します。

 絶対守るべきものが聖域であり、その守るべきものが明確にわかっている人が、真の改革者です。

 小泉首相は、「皇室典範に関する有識者会議」の報告書が公表された、直後の記者会見で「いわば皇室の構造改革ですね」と言っている。

 郵政民営化等々の改革と、同じレベルで捉えていることに、これは歴史への冒瀆といわなければならない。

 次回から、その見証を試みたいと思います。  


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2020年01月06日

親を思う

 中国の古典『礼記』の中に、子供は両親にどのように接すればよいか、その手順を次のように述べています。

 両親の居間に参上したとき———

 1) 志を平静にし、やさしい声で、着物が暑すぎないか、寒すぎないか、たずねる。
 2) 痛むところ、かゆいところはないか、たずねる。痛むところは押え、かゆいところは、かいてさしあげる。
 3) 両親がその部屋から出る時は、先に立ったり、後ろに回ったりして、支える。
 4) 洗面用のたらいを勧める時は、若い者が水を捨てるバケツを、年上のものが水を捧げてゆく。終ったら、手ぬぐいをさしだす。
 5) 朝食はなにがよいかたずねる。朝食をうやうやしく、顔色をやわらげて、すすめる。
(『新行儀読本』河出文庫より)

 時代や環境は異なっていても、親あるいはお年寄りに対しての、やさしい、思いやりの仕草が述べられているのではないでしょうか。万分の一でも見習いたいものです。  


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