2021年10月18日

世代間のつながりを大切に

 かつての日本の家族は、三世代同居が多く、祖父母、父母、孫のふれあいが自然に生活の中に溶け込んでいました。

 今日のように核家族が増えてくると、昔のように先人や祖父母の体験や知恵は、なかなk伝わらなくなってきています。

 その上、祖父母がいて、親がいて、自分につながっているという「いのち」のつながりや、祖父母や両親の思いや願い、祈りというものが自分たちに向けられているという「心のつながり」を、孫世代が自覚できない時代になって来ているのではないでしょうか。

 子供の成長には、生きるうえでの身近なモデルが必要です。親の子供時代を知ることは、子供は親をより身近に感じます。祖父母は、孫と親の良き橋渡し役でした。

 インターネットや携帯電話など、利便性が求められる一方で、直接顔を合わせてのコミュニケーションが希薄になってきています。心の交流は、いっそう大切になってきています。

 そのためには、世代間のつながりを意識的に作り出していく必要があります。

 具体的には、親が祖父母のことを話したり、親自身が祖父母を尊敬する態度を子供示すことです。できる限り、孫たちを連れて訪問したり、来てもらったりする、つながりの場を作っていかねばなりません。
  


Posted by 中川知博 at 08:00Comments(0)

2021年10月04日

見えないものに目を向けよう

 人間は、物やお金など、目に見えるものを十二分に手に入れたからといって、それで一生、何の不安もなく暮らせるでしょうか。

 決してそうではない筈です。たとえば、孫が生まれるとき、母子ともに無事に安産できるだろうか、又生まれたら生まれたで、すこやかに成長していくどろうかと、日夜気がかりなものです。

 家族が旅に出れば、事故や災難にあわないようにと念じます。また、仕事はこの先、順調にいくだろうか、景気は回復するだろうかと、気になる人もいるでしょう。

 見方を変えると、取り越し苦労であり、マイナス志向だという考え方もあるでしょう。しかし、人生は絶対的に安心と断言できない、目に見えないものと共生していることを自覚して生きていくことも、大切なのではないでしょうか。

 それによって、ともすれば傲慢で自己中心的になりやすい人間の心を謙虚にし、神に祈る心、感謝する心も育っていくのだと思います。
  


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