2023年12月18日
一人ひとりのモラルが社会を変える
「ひきょうなふるまいをしてはならない」
「弱い者いじめをしてはならない」
「他人に迷惑をかけてはならない」
こうした社会の基本的なモラルは、家族や身近な社会の中で、わかりやすい言葉や物語などを通して伝えられてきました。
そのようなしつけを受け、さまざまな経験を積むことによって、子供は善悪の基準を自分の心の中につくり上げ、自分を律していくことができたのです。
自分を律するというと、私たちは自分の意欲を抑え込むとか、自分らしさがなくなると受け取りがちです。しかし、決してそうではありません。
やすきにつきやすく、周りの情勢に流されやすい人間だからこそ、善悪の基準をきちんと持ち、それに基づいて自分で自分を律することによって、より自分らしさを発揮していくことができるのです。
「みんながやっているから、これぐらいのことはいいだろう」 から 「みんながやっているけれど、やってはいけないことは、やらない」 という心の姿勢を養い、一人ひとりが努力を積み重ねていくことが、子供たちにもよい影響を与え、社会全体をよりよい方向へ変えていく力になっていくのではないでしょうか。
Posted by 中川知博 at
08:00
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2023年12月04日
親孝行の原点
中国の古典『孝経』の中に、 「身体髪膚これを父母に受く。敢えて毀傷 (きしょう) せざるは、孝の始めなり」 とあります。
これは 「私たちの髪の毛一本、皮膚一片のすべてが、親からいただいたものだから、傷つけたりしないことが、孝の始めです」 と教えています。
言いかえれば、私たちが今ここにこうして命を授かり存在しているのは、すべて親が生み育ててくれたお陰ですから、その恩を感じることの大切さを言っているのです。
これは ”親孝行”に関する、昔からの教えの基本で、時代がどのように変わろうとも、不変のものです。
又、 「子を持ってい知る親の恩」 といわれるように、自分が親になって子を育ててみて、 「これは大変な苦労だ。自分も親に大きな苦労をかけたのだなあ」 と、初めて親のありがたさと、その恩を感じるものです。
親孝行の基本は、まず親は生命の源であり、そして子を思う気持ちの強さを知り、感じて、その恩に感謝する気持ちを、自分の心の中に育てることです。
子を思う気持ち、即ち ”親心” は、思いやりの心です。その思いを感じられるかどうかが親孝行をする原点です。
Posted by 中川知博 at
08:00
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