2024年01月22日
スポーツマンシップ
スポーツマンシップとは、正々堂々と公明に勝負を争う、スポーツマンにふさわしい態度をいう。ライブドアのホリエモンも、少しはこの考え方を持っていたら、世間を騒がせることはなかったと思う。
日が経つにつれ、化けの皮が剥げてきた。結局は、会社を大きくする (企業価値を高める) のでなく、私腹を肥やすためだけであったような気がする。
彼には、心を正す師がいなかった気がする。2月1日から始まった私の履歴書にジャック・ニクラウスが執筆している。
彼の師は、勿論お父さんである。ゴルフの技量よりもスポーツマンシップを教えている。
その一文を・・・・・・
『いいかい、ジャック。スポーツをする者にとって、最もつらいのは負けることだ』 『しかしジャック。その時、堂々と勝者を称えることを決して忘れないように。これこそがスポーツマンであり、スポーツの醍醐味なのだから』
「11歳の時、私は15番ホールで2打目をミスした。8番アイアンが放ったボールは打手の意図に反して、グリーン横のバンカーに吸い込まれてしまう。直後、思わず手にしていたクラブを放り投げると、父が私の元へ駆け寄ってきて、こう言った。『二度とそんな真似をしないことだ。金輪際、絶対に。もし、繰り返したらゴルフはもうできないと思うように』
父は単に、私の短気を叱ったのではない。ゴルフとは誠実さ、尊敬の念、人間性、そしてスポーツマン精神を体現する競技なのだ。」
”この子にしてこの親あり” とつくづく納得し、真の師を持たねば本物の人間にはなれないんだと確信した。
Posted by 中川知博 at
08:00
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2024年01月08日
自分の良心に照らして
最近、 「個人の自立」 ということが、よく言われるようになってきました。
これは単に、自分の思うとおりに生きるということではなく、自分の心の中にきちんとした基準を持って、それに従って自分を律して生きるということです。
「自律」 は 「自立」 につながります。自分を自分で律していくことがモラルの原点ではないでしょう。
自分のとるべき行動について迷いが生じたときには、少し立ち止まって、自分の心に問いかけてみてはどうでしょうか。
”自分の行為を、場所によって左右されていないでしょうか” ”どのような場合でも、自分が正しくないと思うときは、しないという生き方をしているでしょうか”
社会の一員として、自分の良心に照らして恥ずかしくないかどうかを、あらためて心の中でよく考えてみることが大切です。
それが道徳の実行の第一歩になるのではないでしょうか。
Posted by 中川知博 at
08:00
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