2024年09月16日
日本のよさを見てもらおう
アメリカの学生が、初めて日本にやって来て、どんな感想を抱いたか新聞に載っていたので紹介したい。
2週間の半分は、アパートに泊まり東京で過し、後の1週間はユースホステルんい泊り、京都・奈良のお寺を訪ね、自由な旅を満喫したようだ。
東京では、多くのタクシーにカーナビがついていて、若者を刺激する最先端の技術にふれ感心する一方、お店でもレストランでも、日本語が話せないアメリカ学生に、非常に親切に接してくれた心の温かさに感激したといいます。
また、京都や奈良の古いお寺や、関西の美しい自然も心を打たれたようです。米国にはない、古い日本の文化の前に尊敬の心をもったようです。
日本人も忘れがちな日本のよき文化に、彼らはいたく感激して、また遠からず来たいと言っています。
年若いうちに異国の文化に触れることは、非常によいことです。こうして一個人としての国民が、他国民と交際する機会をもつことが、国同志が理解するためにも必要なことです。やがて、世界に平和をもたらす基礎になる気がします。
(2月25日 朝日新聞より)
Posted by 中川知博 at
08:00
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2024年09月02日
慈愛の心
作家の村上龍さんは、高校生時代は警察にもお世話になる不良少年であったそうです。その後、家を逃げるように東京へと旅立ちます。
一週間ほどたった頃、彼のもとに父親から一通の手紙が届きました。その内容は、家族のようす、近所の出来事など身近なことが書かれていました。彼を非難することは、何ひとつありませんでした。
そのまま読み捨てていたが、翌週も、翌週も、故郷のようすがさりげなく書かれたハガキが届きました。返事を一度も書かなかったが、七年間にわたって2千通にもなったそうです。
親の立場からすると、つい説教がましくこうしろあゝしろと叱ったり、責める気持になるところですが、淡々と粘り強く、子供をあくまでも信頼しようとする父親からの、慈愛の心が感じとれる。
対立や誤解から、お互いの心が離れてしまった場合、何とか説得しようとして、こちらが頑なになればなろほど、相手は身構えてしまい、聞く耳を持とうとしないものです。相手を変えるのは、つきせぬ慈愛の心なのです。
Posted by 中川知博 at
08:00
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