2020年03月16日

正しい歴史認識を!!

 日本の外交ベタはつとに有名で、世界各国から笑いものにされています。その原因の一つは、政治家の歴史認識の甘さと、戦後、日本人の精神文化が骨抜きにされ、何一つとして芯の通ったまともな考え、答えを持っていないということに尽きます。いや、政治家だけでなく、日本人の大半の大人たちも、同じことが言えると思います。

 正しい歴史認識が、いかに大切であるかということを、最近の話題に焦点を当て、見証して見たいと思います。その第一は、靖国神社問題についてです。

 靖国神社に眠る人は、大東亜戦争の戦没者だけではありません。維新の志士を育てた吉田松陰、近代日本の礎となった坂本龍馬、中岡慎太郎、高杉晋作など、国事に尽くして倒れた人たちも祀られています。

 この靖国神社へ日本の首相が参拝すると、必ず出てくるのが、「A級戦犯」を祭る社に、国を代表する者が参拝するのはけしからんという非難です。靖国問題を、外交の道具立てにしようと目論む近隣諸国が、「戦犯」うんぬんと抗議するのは、自国の利益になるので理解できる。もっとも、内政干渉という気がするが。

 特に、マスコミ(一部の新聞社を除いて)、知識人と称する人、与党の政治家までもが、「戦犯」という言葉を使っていることです。これは歴史に対する無知、戦没者に対する冒瀆以外の何ものでもありません。

 わが日本国内には「戦犯」など一人も存在しないからです。

 「戦犯」というレッテルを貼ったのは、連合国による極東軍事裁判ですが、裁判とは名ばかりの、まったくでたらめな戦勝国による復讐劇です。東京裁判を開廷させたマッカーサーは、後に日本を侵略国として裁いたのは、間違いであったと認めているからです。

 この続きは、次回にします。


Posted by 中川知博 at 08:00│Comments(0)
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