2017年05月22日
母子一体感 -子育ての六つのポイント-
「子育てで一番大事なのは、母子の一体感であり、この母子一体感が、赤ちゃんが
一人の人間となっていく上での出発点になる」と、3歳までの子育て、特に生後6週間から
6ヶ月までの期間が重要であると訴えています。
(北海道の豊岡中央病院院長・田下昌明医学博士)
この時期は、赤ちゃんの心に「あなたは人間である」ということを刻み込むときで、
この時期に一人の女性によって継続的に養育されることで、「母子の一体感」が
生まれるのです。
「母子一体感」は、具体的にどのように形づくられていくのか、田下先生の言う6つの
ポイントは次のようです。
1)赤ちゃんに絶えず微笑みかけること
2)赤ちゃんが母親の乳首に吸いつき、その乳を飲むこと
3)赤ちゃんが母親にしがみつくこと
4)赤ちゃんが母親の動きを追いかけようとすること
5)母親が赤ちゃんに絶えず話しかけること
6)赤ちゃんが母親の顔を見つめること
少子化が叫ばれている昨今、大切に子供を育てたいものです。
一人の人間となっていく上での出発点になる」と、3歳までの子育て、特に生後6週間から
6ヶ月までの期間が重要であると訴えています。
(北海道の豊岡中央病院院長・田下昌明医学博士)
この時期は、赤ちゃんの心に「あなたは人間である」ということを刻み込むときで、
この時期に一人の女性によって継続的に養育されることで、「母子の一体感」が
生まれるのです。
「母子一体感」は、具体的にどのように形づくられていくのか、田下先生の言う6つの
ポイントは次のようです。
1)赤ちゃんに絶えず微笑みかけること
2)赤ちゃんが母親の乳首に吸いつき、その乳を飲むこと
3)赤ちゃんが母親にしがみつくこと
4)赤ちゃんが母親の動きを追いかけようとすること
5)母親が赤ちゃんに絶えず話しかけること
6)赤ちゃんが母親の顔を見つめること
少子化が叫ばれている昨今、大切に子供を育てたいものです。
Posted by 中川知博 at
09:00
│Comments(0)
2017年05月08日
破れ窓理論
空き店舗や放置されたビルの窓ガラスが一枚割られ、そのままにしておくと
他の窓を割ることに抵抗がなくなり、次々割られていきます。
これは社会学では、「破れ窓理論」と呼ばれており、犯罪防止のためには、
最初の小さなきっかけを作らないことが大切であるとされています。
同じような状況は、私たちの身の回りにもよく見かけられます。
きれいに整備された街路にゴミを捨てることは、心理的な抵抗があって、
できないものです。
しかし、ゴミが目に付くとどうでしょうか。
おそらく、何気なしにゴミを捨ててしまい、加速度的にゴミの山ということになります。
最初は、ちょっとしたきっかけだったとしても、それが積み重なることによって、大きな
問題になってしまいます。
「個人の自立」ということが言われます。その自立とは、自分の思うように生きるということでは
なく、自分の中にきちんとした基準を持って、それに従って、自分を律して生きるということです。
「自律」は「自立」につながります。自分を自分で律していくことが、モラルの原点ではないでしょうか。
他の窓を割ることに抵抗がなくなり、次々割られていきます。
これは社会学では、「破れ窓理論」と呼ばれており、犯罪防止のためには、
最初の小さなきっかけを作らないことが大切であるとされています。
同じような状況は、私たちの身の回りにもよく見かけられます。
きれいに整備された街路にゴミを捨てることは、心理的な抵抗があって、
できないものです。
しかし、ゴミが目に付くとどうでしょうか。
おそらく、何気なしにゴミを捨ててしまい、加速度的にゴミの山ということになります。
最初は、ちょっとしたきっかけだったとしても、それが積み重なることによって、大きな
問題になってしまいます。
「個人の自立」ということが言われます。その自立とは、自分の思うように生きるということでは
なく、自分の中にきちんとした基準を持って、それに従って、自分を律して生きるということです。
「自律」は「自立」につながります。自分を自分で律していくことが、モラルの原点ではないでしょうか。
Posted by 中川知博 at
09:00
│Comments(0)