2020年09月21日

心のノート

 中学校の入学式で、校長先生がお話しされた内容です。

 学校内ではもちろんのこと、学校以外でも人として恥ずかしくない行動を心がけてください。つまり、他人に不快な思いや迷惑をかけないということです。

 しかし、それだけでは不十分です。君たちは中学生になったのだから、人に対する思いやりの心を持って、積極的な行動を身に着けつけなければなりません。

 どうしたらクラス全体がよくなるのか、そして社会がよくなるのかということを心がけてほしいと思います。

 たとえば、乗り物の中では、お年寄りに席を譲りましょう。困っている人を見かけたら、ためらわずに手を差し伸べましょう。よいことをするには、勇気が必要です。ぜひ勇気を持って実行してください。

 そこで君たちにお願いがあります。今日からノートを1冊作ってください。表紙は『心のノート』と書きます。このノートに、君たちのよい行いを毎日記録してほしいのです。

 校長先生は、先輩が書いたノートを見せ読みました。

 「嫌いな友だちに消しゴムを貸した」(笑いが起こる)    「玄関の靴をそろえた」   「妹の宿題を見てやった」   「バスを降りるとき、運転手さんにお礼を言った」

 どうですか皆さん、これなら誰でもできると思いませんか?勇気を出して、よい行いを積み重ねていけば、君たちの人生はすばらしいものになります。



Posted by 中川知博 at 08:00│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。